幼稚園の選び方

暮らし

こんにちは!ふるりんです(^^)♪

みなさんは幼稚園選びをどのようにしましたか?

わが家は候補が多く、ギリギリまで悩みました。

同じように幼稚園選びに悩んでいる方達のために、どうやって幼稚園を選んだのかを書きたいと思います。

少しでも参考になれば嬉しいです。

開始時期

幼稚園選びを始めたのは今年の4月。

教員で言うと4月はとっっっても忙しいので、幼稚園も忙しいと推測。

恐らく5月あたりから幼稚園側も園児確保の為にいろいろな催しを開くと思ったので、4月中に見学に行きたい幼稚園を洗い出しました。

手順①近隣の幼稚園をピックアップ

わが家は住んでいる市から隣の市にすぐに行ける距離にあります。

ですので、自分が住んでいる市だけではなく、隣町まで検索範囲を広げて探しました。

まずはじめに行ったのがGoogleマップを開くこと。

家から幼稚園まで車で15分以内の距離にある幼稚園をピックアップしました。

やはり近いほうが災害時や緊急時にすぐに迎えに行けて安心できると考えたからです。

手順②幼稚園の理念を知る

次にHPを見てその幼稚園がどんな理念で教育を行っているのかを見ました。

見る観点は 9つ。
①教育方針
②給食の有無
③園庭の広さ
④体育の授業の有無
⑤制服の有無
⑥トイレトレーニングに対する考え方
⑦ひらがな練習の有無
⑧送迎の有無
⑨その他特色

これらを表にまとめました。

そもそもわが家はこんな幼稚園がいいという希望がありました。
①ひらがなや計算などの指導を行わない
②子どもが身体を動かすことが好きなので体操の時間がある
③トイレトレーニングが終わっていなくても受け入れてくれる
④同じ方向を向かせようとせず個々の考えを尊重してくれる
⑤親子で参加する行事が多くある

ざっとこんな感じで「こんな幼稚園に入園させたいな〜」と思っていました。

そこから自分たちの考えに合いそうな、または興味を惹かれた幼稚園をピックアップ。

実際に見学に行くことにしました。

手順③見学に行く

実際の先生の関わり方や園児たちの様子、園内の雰囲気など、HPには載っていない+aの情報を得に、見学へ行きました。

園児たちが実際に活動している様子を見せてくれたり、保育体験をしてくれたり、1年間の行事や園の特徴ある活動を動画にまとめていたり…

実際の雰囲気をちゃんと感じることができたので、見学に行くのはとてもおすすめです!

特に、直接先生と話ができるのはとても貴重な機会です。

どれだけりっぱな理念を掲げていても、実際に子どもと接する先生達がどんな考えを持っているのかが大事だからです。

手順④園のメリット・デメリットを書き出す

実際に見学へ行って、やっぱり違うなと思った幼稚園はどんどん候補から消していきました。

最終候補に残った園の良かったなぁと思うところを具体的に言語化をします。

言語化することで 客観的に判断ができるようにするためです。

メリット
Aの幼稚園
・キリスト教に基づく理念。
・その日のカリキュラムみたいなものはあるが、本人がしないと言えば強制はしない。その子のことを尊重してくれる。
・ケンカを成長・学びの場として捉え、怪我させるようなことがなければ見守ってくれる
・住んでいる市の幼稚園なので全額無償化の対象になる
・家から近い(車で8分)
・プールを毎週行っている
・校舎が古き良き校舎(夫がお気に入り 笑)
・1クラス並行で、15〜20人と少人数。
・親子の行事が多い(口コミから)
・制服がない(その子にあった服を着ましょうという考え方)
・ハンデを背負った子もいるので目が養われそう
・インスタグラムで頻繁に子ども達の様子を投稿しているので実際の様子がよく見える
・運動会は毎年絵本からテーマを決めて行っている。ちなみに今年度は『おまかせコックさん』だったらしい(インスタグラムより)

Bの幼稚園
・キリスト教に基づく理念
・園長、副園長がとっても穏やか
・『ちえのみあそび』という自分の頭で考え、それを表現するという幼児期に大切な力を伸ばすためのあそびを導入している
・園庭に工夫がみられる
 砂が天然の砂(抗菌ではない砂)
 通常の座るブランコと、立ち乗りできるブランコがある
・少しの怪我はお許しくださいという考え方
(失敗や怪我をどんどんしてほしいという方針)
・おむつ外しに特化している
・自園給食(美味しい!)
 板前さんが調理してくれるできたてのご飯が食べられる
 (目の前で魚をさばくこともあるらしい)
・運動、美術、楽器の中から自分の興味にあったものを選ぶことができる
・運動は教員免許を持つ講師が指導してくれる
・子ども主体で取り組んでいる
(運動会のプログラムを読んで感じたこと)
・本がたくさんある

Cの幼稚園
・のびのび自由にやらせてくれる
・就学前の準備としてのワークなどは一切やらない
・先生達がとっても気さく
・けんかも少し介入することはあるが、基本は子どもに任せる
・はだし保育(子どもが自由に選択できる)
・どろんこになって遊べる時間がある
・実家から近い
・『今しかできない経験を』という理念
・1番行きたかったDの幼稚園に近い方針
・絵を描く時に、たとえ顔が三角でも何も言わず本人の自由にさせてくれる
・ハンデを背負った子もクラスに1〜2人ずついるので目が養われそう 
・園長先生がおっちゃんで話しやすい(笑) 
・同級生が先生としている(デメリットにもなり得る)

Dの幼稚園
・1日を通して自由に遊べる
・子どもが自分で遊びを選択して活動することができる
・体力がつく
・就学前の準備としてのワークなどは一切やらない
・縦割り活動が盛ん
・どろんこになって遊べる(常に)
・水も使いたい放題
・大人と同じ道具を使って遊べる
(危険を承知で見守ってもらいながら遊べる)
・空き箱などを使って工作ができる
(そういう環境が常にある)
・年長になると、自分で縄跳びを作ったり玉ねぎ染めができる
・子どもを真ん中にという教育理念が素敵
・法人ではないので営利目的ではない
・先生が一緒になって遊んでくれる
・保護者も一緒に遊びながら温かい目で見守ってくれる
・園内に有志が集まれる場所があるので子どもの降園時間まで時間を潰せるし、大人の目が多くなり安全面が◎
・制服がない
・毎日お弁当(好きな場所で食べることができる)

デメリット
(ここでいうデメリットとは、私たちの目から見て都合が良くないところという意味です。)

Aの幼稚園
・隔週で半日保育がある。

Bの幼稚園
・机に向かって活動する時間が多そう。

Cの幼稚園
・毎日送迎(片道約20分)
・2クラス並行。1クラスの人数が多い。
・実際に見学へ行った際の先生の指導の仕方に疑問が残った。

Dの幼稚園
・毎日送迎。遠い。(片道約50分)
・泥だらけになった服の洗濯が大変そう。
・廃園になることが決まっていて、長男は通えるが次男は途中で終わってしまう

手順⑤最終決定をする

メリット・デメリットを書き出したらいよいよ最終決定に入ります。

メリットが多いからこの幼稚園と安易に決めるということはせず、夫婦でじっくり話し合って決めました。

結果、私達はAの幼稚園に子どもを入園させることに決めました!

決め手は家からの距離と送迎の有無、教育活動の内容でした。

家から1番遠くにある、1番魅力的に感じていたDの幼稚園の先生に、『送迎が大変だなぁ』とぼやくと、『たった2年だよ』(わが家は2年保育)と冗談交りに言われ、『確かに』と気持ちが傾いていました。

なので、見学に行った直後は行く気満々でした(笑)

でも、自分の体調が悪かった時や 3人目も考えているので 妊婦で通うということを考えると、次男もいるし、やっぱりなかなか厳しいところがあるなぁと考え直しました。

母親の機嫌がいいことが子供たちにもいい影響を与えるので、自分にあまり負担がかからないところに行こうと決めました。

入園を決めた A の幼稚園では、毎日お弁当です。

ここは意見が分かれそうなところですが、幼児期は味覚を形成する・母の味を覚える時期なのでお弁当がいいなと私は思っていました。

水曜日が半日保育なので中休みと捉えることができるし、普段から週に2〜3回はお弁当を持ってお出かけをしていたので、そこまで負担ではないかなと思いました。

さらには パルシステムも心強い味方で、焼いてそのまま食べられるおかず など便利な食材がたくさんあるので、そのことも決定を後押ししました。

また、インスタグラムで過去の活動を見ていくと、子どもを尊重している様子、愛のある教育をしているということが伝わってきたのもAの幼稚園に決めた理由の1つです。

おまけ この幼稚園を選んでよかったと思った瞬間

入園申込金を渡しに行った際にもらった“A幼稚園ニュース”とかかれた手紙。

読んでみると、愛のある温かい言葉の数々。(キリストの愛の教え?)

そして最後には、次のようなことが書いてありました。

『最近、小学校の予備校化された幼稚園も増えてきています。しかし 、A 幼稚園はもっと大切なものを子供たちが身につけていけるよう励んでいます。』

この言葉がわが家の教育方針とドンピシャでした!

元教員で低学年ばかりを見てきた私は、就学前にひらがなの読み書き・計算ができる必要はなく、小学校へ入学してからでも十分身に付けられると考えています。

それよりも身につけておきたいのは、 何事にも興味・関心を持って取り組める姿勢だと思います。

好きなことを諦めずに続けていく力も必要だなぁと最近は思います。

だからこそ、その力の土台となる幼児教育が大切だと捉えていて、小学生になったらどうせやるんだから(笑)今の幼児期にしかできない遊びをたくさんするべきだと思います。

そんな風に考えていたから、この言葉を読んだときは幼稚園と通じ合った気がして嬉しかったです(笑)

幼稚園を何件も見学に行っていたので、日を空けずに立て続けに見学へ行った時期があったりして結構大変だったけど、この幼稚園に辿り着いてよかった。

そんな風に思いました。

幼稚園選びまとめ

幼稚園で人生の全てが決まるわけではないけれど、 周りの環境が大きく影響することには間違いありません。

なので、我が家では幼稚園選びはとても慎重になりました。

それぞれのご家庭の考え方があるので、その考え方にあった園を選ぶことが一番いいと思います。

お子さんにとっても親御さんにとってもベストな幼稚園を選ぶことができますように。

今回の記事が少しでも皆さんの役に立てたら嬉しいです 。

最後までお読みいただきありがとうございました!
以上、ふるりんでした☆

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